
ダイエットのモチベーションが続かない本当の原因|成功体験で自己肯定感を上げて痩せる方法
ダイエットのモチベーションが続かない…その原因は「成功体験の不足」かもしれません。ダイエット以外の小さな成功体験が自己肯定感を高め、「自分はできる」という自信が行動を変え、体を変える。50kgの減量に成功したトレーナーが実体験をもとに解説します。
「痩せたいのに、やる気が出ない」
「ダイエットを始めても、いつも途中で挫折してしまう」
「食事制限もトレーニングも、最初の数日で嫌になる」
こんな悩みを抱えている方は、とても多いと思います。
実はこれ、意志が弱いからではありません。
先日、あるお客様との会話の中で、この問題の「本当の原因」に気づかされました。
今日はその話をシェアさせてください。きっと、ダイエットとの向き合い方が変わるヒントになると思います。
モチベーションが異常に高いお客様の話
先日、とてもモチベーションの高いお客様とトレーニングをしていました。
その方は、目に見えてモチベーションが高い。
トレーニングに対する姿勢も、食事管理の取り組みも、すべてに前向き。
正直に言うと、ここまで前向きな方は珍しいです。
多くのお客様は、どこかで「つらい」「面倒くさい」という気持ちを抱えながら頑張っています。もちろんそれが普通です。
でもその方は違った。楽しそうにトレーニングに取り組んでいるし、食事管理も苦ではなさそうに見えました。
純粋に気になったので聞いてみました。
すると、その方が教えてくれた答えがとても面白かったんです。
僕はてっきり、「目標の体重があるから」とか「大事なイベントが近いから」みたいな答えが返ってくると思っていました。
でも、まったく違いました。
ダイエット「以外」の成功体験がカギだった
その方が言うには、ダイエットとはまったく別のことで「成功体験」を作ったのだそうです。
具体的には、仕事に関する資格試験に挑戦して、見事に合格したとのこと。
「それがダイエットと何の関係があるの?」と思いますよね。
でも、大事なのはその流れなんです。
- ダイエットとは別のことで成功体験を作る
- 「自分はできる」と自己肯定感が上がる
- 「ダイエットもできる気がする」と思えるようになる
- 行動が変わる
- 体が変わる
つまり、ダイエットのモチベーションの源は、ダイエットの外にあったということです。
この話を聞いた時、「なるほど」と思いました。
ダイエットのモチベーションを上げるのに、ダイエット以外のことがきっかけになる。
一見すると遠回りに見えるこの方法が、実はとても理にかなっている。
なぜ「成功体験」がそんなに大事なのか
少しだけ、心理学的な話をさせてください。難しい話ではありません。
人間は「自分はできる」と思えるかどうかで、行動がまったく変わります。
心理学ではこれを「自己効力感」と呼びます。簡単に言えば、「自分ならやれる」という感覚のことです。
この自己効力感が高い人は、ダイエットで壁にぶつかっても「じゃあどうすればいい?」と前向きに考えられます。
逆に自己効力感が低い人は、少しうまくいかないだけで「やっぱり自分にはムリだ」と諦めてしまう。
そして、この自己効力感を高める一番の方法が、実際に何かを成功させた経験=成功体験なんです。
だからこそ、成功体験の有無がダイエットの結果を大きく左右するんですね。
僕自身も、成功体験の積み重ねだった
この話を聞いて、僕自身のことを振り返ってみました。
僕自身もダイエットに関しては(笑)、500%成功させる自信があります。
どんな状況でも、どんな状態からでも、絶対に痩せることができる自信がある。
そして実際に、ある時からは100%の確率でダイエットに成功してきました。
それはなぜか。
答えはシンプルでした。
成功体験の積み重ねです。
でも、最初から自信があったわけではありません。
僕は17歳の時、体重が120kgありました。
当時の僕には、自信なんてまったくなかった。「どうせ自分なんか痩せられない」と本気で思っていました。
でも、あることをきっかけに「やってみよう」と行動を始めて、結果的に50kgのダイエットに成功しました。

この経験が、僕にとっての最初の大きな成功体験です。
そしてここからが大事なのですが、一度成功体験を手にすると、考え方が根本的に変わるんです。
「自分はできる」と信じ込んでいるから、何が起こっても、たとえ思うように進まなくても、ポジティブに解釈できる。
体重が停滞しても、「じゃあどうしたらいい?」と考えられる。
食べすぎてしまった日があっても、「大丈夫、自分なら絶対に成功できるんだから」と切り替えられる。
うまくいかない時の反応が、まったく違ってくるんです。
成功体験がない人は、停滞や失敗を「やっぱりダメだった」と受け取る。
成功体験がある人は、同じ状況を「一時的なもの、必ず乗り越えられる」と受け取る。
同じ出来事なのに、解釈がまったく違う。だから行動も変わるし、結果も変わる。
ダイエットの成功体験がない方へ

ここまで読んで、「でも、自分にはダイエットの成功体験がない」と感じた方も多いと思います。
もしくは、過去に痩せたことがあっても、リバウンドしてしまい、完全な成功体験とはなっていないかもしれない。
だから「自分にはできない」「どうせまた失敗する」と感じてしまう。
それは当然のことだと思います。
成功した経験がないのに、「自分はできる」と思えるわけがないんですよね。
ここで多くの人がハマるのが、負のループです。
- 成功体験がない → 自信がない
- 自信がない → 行動できない(or 途中でやめてしまう)
- 行動できない → 結果が出ない
- 結果が出ない → さらに自信がなくなる
このループに一度入ってしまうと、なかなか抜け出せません。
「モチベーションが続かない」と悩んでいる方の多くは、実はこのループの中にいるんです。
「ダイエット以外」で成功体験を積んでみる

だからこそ、冒頭のお客様の話が面白いと感じたんです。
ダイエットの成功体験がないなら、ダイエット以外のことで成功体験を積んでみる。
ここでのポイントは、簡単すぎず、難しすぎないことを選ぶことです。
簡単すぎると「やって当たり前」と感じてしまい、成功体験になりません。
逆に難しすぎると、途中で挫折してしまい、また「自分にはできない」という経験が増えてしまいます。
ちょっとだけ頑張れば達成できるレベルがベストです。
成功体験を作るための具体例
例えば、こんなことから始めてみてはどうでしょうか。
- 毎日5分だけ読書する習慣を1ヶ月続けてみる
- 早起きを1週間継続してみる
- 新しい料理を3品マスターする
- 資格の勉強を始めて、試験に合格する
- 1週間、毎日10分だけ散歩してみる
- 毎日、寝る前に部屋を5分だけ片付ける
- SNSを見る時間を1日30分だけ減らしてみる
なんでもいいんです。ダイエットと関係なくてOK。
大事なのは、「自分で決めて、自分でやり遂げた」という実感を得ること。
成功体験を作るコツ
せっかく挑戦するなら、成功させたいですよね。いくつかコツがあります。
1. 期間を短く区切る
「毎日ランニングする」ではなく、「3日間だけ毎朝10分歩く」。まずは短い期間で成功体験を作りましょう。成功したら、次は1週間に伸ばせばいい。
2. 数値で測れるものにする
「健康的な生活をする」のような曖昧な目標では、達成したかどうかがわかりません。「毎日7時間寝る」のように、達成・未達成がはっきりわかる目標にしましょう。
3. 人に宣言する
家族や友人に「今週は毎日10分散歩する」と宣言してみてください。人に言うだけで、達成率がグッと上がります。
4. 達成したら自分を褒める
小さなことでも、やり遂げたら「自分、やるじゃん」と思ってください。この自分を認める感覚が、自己肯定感を育てます。
「自分はやると決めたことをやれる人間だ」
この感覚が、少しずつ自分の中に積み上がっていく。
そしてそれが、やがてダイエットへの自信にもつながっていくんです。
意志の力に頼るダイエットは続かない
最後に、もうひとつだけ大事なことをお伝えさせてください。
「気合いで頑張る」「意志の力で乗り越える」
こういったダイエットは、ほぼ確実に続きません。
なぜなら、意志の力には限りがあるからです。
朝は「今日こそ食事制限を頑張ろう」と思えても、仕事で疲れた夜には「もういいや」となってしまう。これは意志が弱いのではなく、人間として当たり前のことです。
だからこそ、意志の力ではなく、「自分はできる」という自信=自己肯定感をベースにすることが大切なんです。
自信がある人は、意志の力で無理やり頑張っているのではありません。
「自分ならできる」と自然に思えているから、行動が続く。続くから、結果が出る。結果が出るから、さらに自信がつく。
正のループです。
このループに入るための第一歩が、「ダイエット以外の成功体験」なんです。
まとめ
簡単すぎず難しすぎず、ちょっとだけハードルのあることに挑戦してみて、ぜひ成功させてみてください。
ダイエットとは関係なくていい。仕事でも、趣味でも、日常の小さな習慣でもいい。
「自分で決めて、やり遂げた」
その経験が、あなたの中に眠っている自信を目覚めさせてくれます。
きっと、何かが変わり始めるはずです。
よくある質問
もし一人で不安な方は、僕たちがサポートします。
一緒に成功体験を積み重ねていきましょう。





