
糖質はダイエットの敵?味方?本当の敵は「糖質を使えない体」

「糖質を摂ると体重が増えるから怖い」
「ご飯を食べると罪悪感がある」
そんな気持ち、よくわかります。糖質制限ダイエットで一時的に体重が減った経験がある方は特に、糖質=敵というイメージが強いかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
糖質を抜けば抜くほど、実は太りやすく痩せにくい体になっていることをご存知ですか?
この記事では、糖質制限が逆効果になる理由と、糖質を味方につけて楽に痩せる方法をお伝えします。万年ダイエッターから抜け出すヒントが見つかるはずです。
「糖質を抜けば痩せる」は短期的には正しいです。 しかし長期的に見ると、糖質制限はダイエットの敵になります。 その理由を科学的に解説します。

糖質制限を始めると、最初の1〜2週間で体重がストンと落ちます。「やった!効果が出た!」と喜びますよね。
でも残念ながら、減ったのは体脂肪ではなく水分です。
糖質は体内でグリコーゲンとして筋肉や肝臓に貯蔵されますが、グリコーゲン1gにつき約3gの水分も一緒に蓄えられます[6]
だから糖質を食べた途端、体重が元に戻る。これがリバウンドの正体です。



ここまで読んで、「じゃあ糖質は敵じゃないの?」と思われたかもしれません。
その通りです。糖質はダイエットの敵ではありません。
本当の敵は、糖質を使えない体です。
糖質を長期間抜くと、体は糖質を効率よく使う能力(糖代謝)を失っていきます。すると、少し糖質を摂っただけで体脂肪として蓄積されやすくなります。
これが「糖質制限は麻薬」と言われる理由です。やめられなくなり、食べると太る、の悪循環。
逆に言えば、糖代謝を高めれば、糖質を食べても太りにくい体になれるのです。

糖質を敵にするのではなく、味方につける。これがダイエット成功の鍵です。
糖質を味方につけるとは、糖代謝を高めること。つまり、糖質を効率よくエネルギーとして使える体を作ることです。
糖代謝が高まると、こんなメリットがあります:
では、どうすれば糖代謝を高められるのでしょうか?
答えは「筋肉をつけること」と「適切なタイミング・バランスで糖質を摂ること」です。
ただし、ここが重要なポイント。筋トレだけでは不十分です。そして食事だけでも不十分です。両方を正しく行う必要があります。
以下の項目に3つ以上当てはまる場合、糖代謝が低下している可能性があります。
糖質制限を始めてから2kg以上リバウンドした経験がある
以前より疲れやすくなった
風邪をひきやすくなった
体重は減ったが見た目があまり変わらない
糖質を食べるとすぐ体重が増える気がする
ダイエットと挫折を繰り返している(万年ダイエッター)
「筋トレと食事が大事なのはわかった。じゃあ自分でやればいいの?」
残念ながら、自己流では効果が出にくいのが現実です。 その理由を4つの観点から解説します。
同じ種目でも、フォームが違えば効果は全く違います。
糖代謝を上げるには大きな筋肉を鍛える必要がありますが、どの筋肉をどう鍛えるかは専門知識が必要です[4]
自己流では正しいフォームかどうかわかりません。
同じ糖質量でも、いつ摂るかで効果が大きく変わります。
トレーニング前後の栄養摂取、1日の中での配分など、個人の生活リズムに合わせた設計が必要です。
ネット情報だけでは自分に合う方法がわかりません。
体重だけでなく、筋肉量や体脂肪率の変化を見る必要があります。
糖代謝が上がっているかどうかは、自分では判断しにくいもの。
定期的なチェックと軌道修正があってこそ、結果につながります。
パーソナルジム Woot!では、筋トレも食事もトータルでサポート。 糖質を味方につけて、楽に痩せる体づくりをお手伝いします。
まずは体組成測定で現状を正確に把握。
糖質制限はしません。糖質を味方にする食事を。
正しいフォームをマンツーマンで指導。
数値で変化を実感しながら継続。

万年ダイエッターから抜け出す鍵は、糖質を味方につけること。 筋トレも食事も、あなたに合った方法を一緒に見つけましょう。 美味しいものを食べながら、楽しく体を変える。 そんなダイエットを始めてみませんか?

幼少期から食べることが大好きで、120kgオーバーの頃も。ながなが痩せたくても痩せられなかったが、独自の試行錯誤の末に「たくさん食べながら、痩せられる」方法を発見してきた。オリジナルの「ゆるふわ」に続けられるダイエットメソッドを提唱しつつ、日本一の体を決めるボディメイクコンテストで優勝、国内を始めNYでのモデルなど、活動の幅を広げる。
六本木・池袋で展開するパーソナルジム。科学的根拠に基づいたトレーニングと栄養指導を提供し、一人ひとりに最適化されたプログラムで目標達成をサポート。