
飲むべき人・飲まなくていい人を正直に解説します

筋トレを始めると、周りがみんなプロテインを飲んでいることに気づきます。「飲まないと筋肉がつかないの?」「逆に太ったりしない?」そんな不安を抱えたまま、とりあえず買ってみたという方も多いのではないでしょうか。
まず最初にお伝えしたいのは、プロテインは魔法の粉ではないということです。プロテインとは、タンパク質(protein)をそのまま英語にした言葉に過ぎません。つまり、鶏むね肉・卵・魚・豆腐といった食品に含まれる、あの栄養素と同じものです。
結論: プロテインが必要かどうかは、あなたの食事・運動頻度・目的によって異なります。
この記事では、「飲むべき人・飲まなくていい人」の判断基準と、体重別の必要タンパク質量を計算式付きでわかりやすく解説します。

以下に当てはまる場合、プロテインなしでも十分な効果が得られます。
毎食、肉・魚・卵・豆腐など高タンパク食品を意識して食べられている場合。トレーニング頻度が週1〜2回程度の場合。そして、体重(kg) × 1.4〜1.6gのタンパク質を食事で確保できている場合です。
例えば体重60kgの方であれば、84〜96g/日。卵2個(約12g)、鶏むね肉100g(約23g)、豆腐1丁(約15g)などを組み合わせれば、食事だけでも十分に近づけます。

一方で、以下の条件が重なると食事だけでは不足しやすくなります。
食事が不規則・外食が多く、タンパク質が足りていない場合。週3回以上トレーニングしており、必要量が増えている場合。また、食事量を増やしにくい(満腹感・カロリー制限中)場合や、忙しくて料理の時間がとれない場合もプロテインで補うのが現実的です。
プロテインはあくまで「食事の補助」。食事では摂りきれない分を、効率よく補う道具として考えましょう。

目安として以下の計算式を参考にしてください。
一般成人の健康維持の目安: 厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』では成人男性65g/日・成人女性50g/日が推奨量とされています[1]。ただし、これは健康維持のための基準であり、筋トレや体づくりをしている方の最適量とは別です。
筋トレをしている方の目安: 国際スポーツ栄養学会(ISSN)のガイドラインでは、運動をしている方全般に体重1kgあたり1.4〜2.0g/日を目安としており[2]、筋トレ初心者〜中級者では1.4〜1.6g/日、しっかり筋肥大を狙う方やトレーニング量が多い方では1.6〜2.0g/日前後が実務的によく使われる目安です。
例: 体重65kgの筋トレ初心者 → 91〜104g/日が一つの目安。食事で70g確保できているなら、不足分の20〜35gをプロテイン1杯で補う、という考え方が合理的です。
3つ以上当てはまった場合、プロテインの活用を検討してみましょう
毎食タンパク質食材(肉・魚・卵・大豆製品)を意識して食べていない
外食・コンビニが週4回以上
筋トレ後に何も食べずに2時間以上経つことが多い
朝食はパンやシリアルのみが多い
週3回以上トレーニングしている
食事を減らしてカロリー制限中
体重1kgあたり1.4gのタンパク質を食事だけで摂れているか自信がない

プロテインの活用を考える前に、まず「どこで・どのくらい不足しているか」を知ることが出発点です。Woot!では食事の可視化から始め、必要な量だけを補う仕組みを一緒に整えていきます。
プロテインを買う前に、現在の食事でどれだけタンパク質が摂れているかを把握することが先決です。Woot!では最初のカウンセリングで食事の記録を確認し、不足している栄養素を明らかにします。
食事が整ったうえで、まだ足りない分をプロテインで補います。「毎日飲まないといけない」ではなく、必要な日・必要な量だけ使う道具として位置づけると続けやすくなります。
ダイエット目的か筋肥大目的かによって、必要なタンパク質量もタイミングも変わります。Woot!では目標・体組成データをもとに、個人に合った量を設定します。
「飲み忘れた日は効果ゼロ」という思い込みは不要です。週単位でのトータルを見て、無理なく続けられる形を一緒に作っていきます。

ホエイ・ソイ・カゼインはそれぞれ原材料・吸収速度・目的が異なります。自分の目標と生活スタイルに合ったものを選ぶことで、効果を最大限に引き出せます。
ソイは大豆由来の植物性プロテインです。乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方、植物性中心の食事をしたい方に向いています。
ホエイよりロイシン量がやや少ないため、同じ量で比べたときの筋タンパク合成への反応は弱い可能性があります。筋肥大を最優先するならホエイが第一候補になりやすいですが、植物性食品を優先したい方や乳製品が苦手な方にとっては、必要量を満たすことで十分活用できる選択肢です[4]。
→ カロリー制限中・乳製品が苦手な方に
カゼインは同じ牛乳由来でもホエイより消化吸収がゆるやかで、腹持ちの良さを感じやすいのが特徴です。そのため、就寝前の補食や、空腹時間を長く空けたくない場面で使いやすいプロテインです[5]。
価格はやや高めですが、夜だけカゼインを使う方も多いです。
→ 就寝前・空腹で眠れない方の選択肢として

プロテインを検討する前に、まずは日常の食事でタンパク質を増やすことが最優先です。コンビニや外食でも工夫次第で十分なタンパク質を確保できます。
以下では、朝・昼・夕・間食それぞれでタンパク質を増やす具体的な方法をまとめました。食材の組み合わせを少し変えるだけで、1日のタンパク質量は大きく変わります。
卵2個(ゆで卵・スクランブルエッグ)をプラス → 約12g追加
無糖ギリシャヨーグルト(100g)→ 約10g
納豆1パック → 約8g
サラダチキン1袋 → 約25g、手軽で最強のタンパク源
ゆで卵2個をプラス → 約12g
豆腐・冷奴を単品でプラス → 約10g
主菜(肉・魚)を手のひら1枚分(100〜150g)を意識する
豆腐・納豆をもう一品として追加する
汁物に豆腐・卵を入れてタンパク質をプラス
プロテインバー(商品による)→ 10〜20g
チーズ(プロセスチーズ1枚)→ 約4g
枝豆(100g)→ 約11g
まずは1日の総タンパク質量を確保することが優先。朝・昼・夕・補食のように3〜4回に分けて摂ると無理なく必要量を満たしやすくなります
朝食でタンパク質が不足しがちな方は朝に1杯
就寝前にお腹が空きやすい方はカゼインプロテインも選択肢のひとつ
トレーニング後すぐに飲めない日があっても、それだけで効果がゼロになるわけではありません

40代以降、体型が変わりやすくなる背景には、筋肉量の変化だけでなく、活動量の低下、睡眠、ホルモン変化など複数の要因があります。その中でも、タンパク質不足と筋肉量低下は食習慣で見直しやすいポイントです。この年代だからこそ、タンパク質を意識した食習慣が体型維持の土台になります。
加齢とともに筋肉量・筋力が自然に低下する「サルコペニア」は、特に中高年以降に進行が顕著になるとされています[6]。さらに加齢とともに筋タンパク合成の感受性も落ちるため、同じ量のタンパク質を摂っても若い頃ほど筋肉になりにくくなります。
20代と同じ食事では筋肉量の維持すら難しい状況に。40代以降は、タンパク質摂取に対してより意識的になる必要があります。
筋肉は体の中で重要な代謝組織であり、基礎代謝に大きく貢献します。タンパク質が足りずに筋肉量が落ちると基礎代謝が下がり、同じ食事量でも太りやすくなる悪循環に陥りやすくなります。
「昔より体型が変わりやすくなった」背景には、筋肉量の変化だけでなく、活動量の低下、睡眠、ホルモン変化、総摂取カロリーの変化など複数の要因があります。その中でも、タンパク質不足と筋肉量低下は食習慣で見直しやすい重要なポイントです。

「食事でどのくらい摂れているか」「プロテインは必要か」、Woot!の無料カウンセリングでデータをもとに一緒に整理します。 カウンセリングでは食事の現状確認と体組成測定(InBody)を行い、あなたに合ったタンパク質量と食事プランを提案します。

幼少期から食べることが大好きで、120kgオーバーの頃も。ながなが痩せたくても痩せられなかったが、独自の試行錯誤の末に「たくさん食べながら、痩せられる」方法を発見してきた。オリジナルの「ゆるふわ」に続けられるダイエットメソッドを提唱しつつ、日本一の体を決めるボディメイクコンテストで優勝、国内を始めNYでのモデルなど、活動の幅を広げる。
六本木・池袋で展開するパーソナルジム。科学的根拠に基づいたトレーニングと栄養指導を提供し、一人ひとりに最適化されたプログラムで目標達成をサポート。